どうして、ACTBE Inc.に？
今から3年前、日本に遊びに来ていたらコロナが世界中で流行り始めたのが原因で規制がかかってしまい、帰れなくなったことが、日本で働くきっかけになりました。 アメリカの大学でコンピュータサイエンスを専攻していたこともあり、エンジニアとしてすぐに仕事につくことはできました。1年くらい他の会社で働いていたのですが、そこでは日本人と外国人がいっしょに働いているような会社だったので、100%日本語ではありませんでした。 良いところでもあったのですが、私は、せっかく日本で働くならば、日本語をもっと上手に話せるようになりたかった。100%日本語の環境の方がもっと成長できるんじゃないかと感じたのです。そこで出会ったのがACTBE Inc.。正直言うと、はじめの面接では全ての日本語を理解できていなかったと思うのですが、会社の方向性や目標がハッキリしているところに惹かれ、入社を決意しました。
入社してから
はじめはやはり、言葉の壁がとても高かったです。日本語の読み書きはできたのですが、会話が難しい。会議に参加しても、なかなか聞き取れない状態でした。ただ話をするだけではなく「問題を解決するために話をする」ため、キャパオーバーになるときもよくありましたね。ですが、日本語を毎日使う環境にいることで、だんだん理解できるようになって、自分の気持ちを伝えられるようになりました。 そうなれるまで1年くらいかかったんですが、スタッフのみんなのサポートのおかげで、どんどんできることや分かることが増えていっていると実感しています。最近では日本語でうまく表現できなくても、「ハナはこういうことを言いたいんじゃないか」と考えていることを通訳してくれる人もいて。そこからまた新しい表現を知ることができるので、日々発見も多く、成長できていると感じます。
仕事について
私は今、フロントエンドを担当しています。「もっと良くするには、お客さまの問題を解決するにはどうしたら良いかを」を考え続ける仕事。ひとりではなくチームで動く組織なので、自分の考えや疑問を「伝える」ということがとても大事です。これは外国出身の私にとって、苦労したことの一つです。最近では上司に相談したいことや自分の考えなどを、まず日本語でメモしてから聞くようにしています。パソコンでメモをした方が早いし、予測変換などもあるので良いと思っていたのですが、考えるときに「書く」と言う手間を加えることで、自分の中の理解度をより高められているのではと思っています。自分の考えを日本語化できることで、技術面での新しい発見や知識もどんどん得られるようになっているので、今とても楽しいです。
「挑戦したい」と伝えると「やってみなよ」って言ってくれる。もし失敗しても、チームのみんながカバーをしてくれる。だからこそ怖がらずに思いっきり挑戦できる。そんな余裕のおかげで、エンジニアとして成長できているのだと思います。
ACTBE Inc.のこれから
インターネットで世界中に繋がれる時代。海外企業と日本企業との言語の壁は下がっていると思うのですが、やっぱり文化の壁はまだまだ高いと感じています。これからACTBE Inc.は世界にも飛び出していくと思うのですが、私はその橋渡しをしたいと考えています。 弊社の良いところは、各自が持つ自分の意見を尊重し、その中で会社としての目標をしっかり掲げ、メンバー全員で進んでいくところ。そういう文化や考え方は、アメリカの考え方と少し似ています。だから、居心地が良いと感じているのかもしれません。
母国語以外で仕事をすることは難しいですが、意外とできる。と言うのが、日本で働いている私の感想です。はじめは失敗の連続ですが、それを乗り越えられると、すごく楽しくなってきます。文化や常識が違うから、失敗するのはある意味当然です。そんな中で成長し続けるためには、「失敗とベストフレンドになる」ことが大切だと思います。そして、それをあたたかくサポートしてくれる環境が、ここACTBE Inc.にはあるのです。周りの人たちに感謝しながら、これからも挑戦をし続けたいと考えています。
メンバーから見たハナさん
自身の行動に芯を持ち、知的探究心の強い方だと思います。 側から見ていて勉強になります。
（エンジニア／Mさん）
頑張り屋だけどマイペースな印象です。任せたことは絶対やってくれるので安心感があります。あと優しい。
入社当時と比べて日本語がめっちゃ上手くなっててびっくりする。
たまにその日本語は覚えないでwwっていう日本語も覚えてるのがハラハラする。 （エンジニア／Oさん）
困っているときに必ず助けてくれてフロントエンドエンジニアとして頼りになる存在です！
あと、日本語などで分からないことを分からないままにしない姿勢はめちゃくちゃ見習いたいし尊敬します！
（エンジニア／Oさん）
言葉の壁がある中で、意欲的に仕事に向き合っていて素晴らしいです、いざという時には一緒に壁に立ち向かってくれる、そんなホスピタリティ溢れる方です。（エンジニア／Iさん）
